掲示というのは誰にでもできるもっとも原始的な表現手段のひとつだ。
そこには、掲示した人の意図はもちろん、感情、工夫、不器用さ、言語能力、
そして時代背景や土地柄など、いろいろなものが詰まっている。
ひとつの作品として、また状況として、何気ない掲示物を満遍なく観察していくのがこのブログである。
 
志歌寿ケイト(しかすけ)

2015年は月・木の週2更新を目指します。
●しかすけの電子書籍『写真でつづる 東京の商店街 2005年撮影編 I 』『同 II』発売中です。
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2007年04月28日

No.00007 当選

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おそらくは、当落だけを早急に知らせるためのものなのだろう。それにしても、やや雑である。マジックだし・・・。しかし、当選という事態を目の当たりにし、この文字を書いて掲出した人の気持ちを考えると、あり得る範囲の張り紙であると思う。「当」の真ん中の横棒や「選」の真ん中の部分だけなぜか細い(二重書きしてない)が、これも何か心理状態を表しているに違いない。落選の場合も同じように書かれるのかも気になるところだ。
posted by しかすけ at 21:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 掲示物写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月26日

No.00006 危険な山の罠

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薄くなっているが、「此の山危険/立入禁止」である。しかしバックには様々な花が咲いており、明らかに人が踏み込んでいる様子だ。これは罠だろうか、それとも花や畑を荒らされないようにするための方便か。

実際のところ、業者の手に渡ったあと開発が中止になった山のようである。この手前の道の舗装がひどい有様で、どうも山とともに私道となったためであるようだ。同様の看板は数箇所で確認できた。
posted by しかすけ at 21:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 掲示物写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月25日

No.00005 海賊王に、俺はなる

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恐ろしい海賊、なのにご丁寧にも案内が出ている。乗り場の決まった海賊船。海賊も近代化し、誰でもなれる時代になったのだろうか。下の英語表記が、まったく海賊船になっていないところが優しい。本当に海賊船のまま訳したら、えらいことである。唐突に海賊船と書いても本気には取られないのが、日本(語)のいいところ?
posted by しかすけ at 23:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 掲示物写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月24日

No.00004 食の価格破壊

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黒い地に映える、衝撃的な文字。200円のカレー、100円のスパゲティ。逆に手を出しづらくもなる価格である。100円のスパゲティだけ買うのも気が引けるというものだ。ベースに台車を利用していて、自作した看板としてはよくできている。字の並びはやや不ぞろいだが、フォントは整っている。一文字ずつ印字して塗って並べたのだろうか。裏側の文字はハングル?
posted by しかすけ at 21:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 掲示物写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月23日

No.00003 店長、謝りたおす

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一種の反省文と言える。詫びる客層はほとんど子供だろう。互いの姿こそないが、店長が子供相手に謝り倒す図式である。これだけ1台ごとに詫びられては、泣く子も黙るというものだ。字がちょっとコミカルというか、子供っぽさを残しているのが、威圧感をなくしていて良い。筆じゃなくてよかった。きっと優しい店長だ。
posted by しかすけ at 23:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 掲示物写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月22日

No.00002 どす黒くどす赤い

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下書きもなく全てをぶちこんだらこうなった、という看板であろう。宣伝と警告が秩序なく織り交ざり、決して上手くない字と相まって、見る者に強烈なインパクトを与える。もしこれがプロの作ったキレイな看板であれば、人に与える印象はかなり弱るのではないだろうか。美しければいいというものではない。看板から生身の人間を感じさせるからこそ、心に強い何かを残すことができるという例だと思う。
posted by しかすけ at 13:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 掲示物写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月21日

No.00001 ちかんはおしおきよ!!

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おそらく無許可である。防犯の呼びかけが却って違法になってしまうかもしれぬパターンだ。ポケ○ンバージョンもあるのだが、そちらはかなり似ている。こっちはパチモノと言えばなんとか通りそうなレベルだが、わざとというより、似せる腕の問題か。

平成8年度に作られたにしてはあまり色落ちせず、かなりしっかり描かれている。プロの手により少数ながら複数枚製作されたものと思われる。語順が「ちかんちゅうい」ではないのは、絵を描くスペースを作るためか?

小学生向けかつ痴漢対策としてはスカートが短いのではないか、などとクレームは出なかったのだろうか。もしかすると親世代も親しんだキャラかも知れない。
posted by しかすけ at 23:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 掲示物写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

200回目までのまとめ

皆様こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。散策家しかすけです。2011年、やっとこのブログにもコメントというものがつきました。2007年からぼちぼちとやり続けて4年弱での出来事でした。ありがとうございます。

それでは遅くなりましたが、101から200までの記事のダイジェストです。

※表示順の都合上、このまとめ記事の日付は古くなっていますが、実際は2011年5月の掲載です。

101回目から120回目
看板系の掲示物が多かったのですが、いまいち意図不明な旧鷲宮町の00105、駐車場の手書き店名がでかい00113が気に入っています。他のもなかなかいいですよ。
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▲亀を何かに例えているのか、本当に亀がよく転がっているのか。(No.00105)
▼ウーマン、ウーマン。(No.00113)
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121回目から140回目
このへんは群馬で撮ったものもあります。屈指の名文句が飛び出した00129、子どもの自由な構成力を感じさせられる00133が良い感じですが、どっちも群馬じゃなかった・・・。
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▲地下の毒素が目を覚ます(見にくくてすいません)。(No.00129)
▼怪物が「ぜったいにこないとな」。(No.00133)
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141回目から160回目
東京南部の街の貼り紙が大半のこのグループ。怒りの勢いのあまり間違ってしまっている00148、酒店なのに缶が書けない00159という誤字シリーズはいかがでしょうか。
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▲置いでください。(No.00148)
▼本人もどっかおかしいなとは思っていると思う。(No.00159)
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161回目から180回目
真面目な掲示物が多いこのパート。面白くはない掲示物でも載せるのがここの方針ですので悪しからず。そんな中でも、大切な花の横にフン・オシッコと書かなければいけないジレンマを感じる00167、いかにも寂しさを感じさせる閉店貼り紙00168に人間ドラマを見出したいと思います。
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▲実際のブツも困るが折角の花壇にこれを立てるのも嫌なもの。やめようね。(No.00167)
▼空白と小さな文字が、しょんぼりとした感じにさせる。(No.00168)
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181回目から200回目
前半は主に東京、後半は網代で撮ったものです。超有名物件の00184、元気さがまったく感じられないおどろどろしい標語00196など、お気に入り揃い。00187のような演歌・歌謡曲ポスターも好きです。
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▲三ノ輪にあるとある建物。(No.00184)
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▲最近はこういうのも減ってきているかも。(No.00187)
▼なんかこわい。(No.00196)
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相変わらず突然毎日更新したり数ヶ月途絶えたりという気分次第のブログですが、末永く続けていきますので、また気が向いたら御覧ください。ご感想もいつでもお待ちしておりますよ!! (2011年5月 しかすけ)
タグ:まとめ記事
posted by しかすけ at 19:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | まとめ記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

100回目までのまとめ

皆さんこんにちは。『掲示物ファン』管理人のしかすけです。日頃の応援ありがとうございます。このブログの記事も100を超えたということで、まとめをやっていこうかと思います。1から100までを見るのが面倒だと思う人はここから読もう! すでに100まで見てしまった人はごめんなさい&ありがとうございます。

※表示順の都合上、このまとめ記事の日付は古くなっていますが、実際は2009年秋の掲載です。


1回目から20回目
かなり手探りで始めた最初のほうから振り返ります。写真はそれまで撮ったものから選びました。特に、ブログを始めて掲載すべきだと思ったきっかけに近いと言える00013、仕事場近くのコンビニに貼られていた謎の魚の絵・00020が思い出深いですね。
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▲たぶんある程度お歳を召したかたが書かれたのでしょう。独特の味わいです。(No.00013)
▼なぜコンビニにこの絵が。お子さんかお孫さんが描いたのでしょうか。(No.00020)

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21回目から40回目
このあたりでは、面白さに関わらずいろんなものを載せよう、ということでいろいろ載せていますね。加筆っぷりのいい00021、商売っ気のない00030が好きです。怒りや注意に比べると、商売の貼り紙というのはあまりやる気が感じられないものが多いんですよね。個人商店の限界というか。でも面白いですね。
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▲1日1回という独自立ち読みルールが楽しい。(No.00021)
▼緊急に人形が欲しくなるのだろうか。「人形あります」(No.00030)

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41回目から60回目
43回目から51回目までは東京外周歩きで撮影したものです。00048なんかは抗議系としてはかなりポップな仕上がりで良いです。ポルノ雑誌追放モデル地区00060も時代を感じます。そろそろポルノ雑誌保護地区とか出てきてもいい(笑)。
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▲文字の強調のしかたがこの手のものにしてはオシャレ。(No.00048)
▼となりが「さあやろう」ってところもミソ。(No.00060)

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61回目から80回目
このあたりは商店街歩きで撮ったものがほとんどです。コンドーム自販機の00066はかなり個人的にはヒットでした。掲示物かは微妙ですけど。店の看板なんかも載せてますね。今はあまりやらないですけど。
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▲親切ではあるが何かせつない。(No.00066)
▼堂々たる名前のマンションだが案内は木の看板。(No.00067)

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81回目から100回目
実はここまでほとんど関東のものでしたが、このへんからは四国一周旅行で撮影したものが含まれます。田舎のほうが個性的な掲示が多いのですが、しかし池袋の00081がインパクトありすぎて困ります。四国では内子で撮った00091がいいですね。もうなんていうか。
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▲老人力を感じる傑作。こすもす。(No.00081)
▼デジカメで撮ってごめんなさい。管理人の影も写ってるんです。(No.00091)

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掲示物に関しては更新材料がたまりやすいので、きっと200記事までそんなに時間はかからないでしょう。200記事か150記事かわかりませんが、また時々こうしてまとめをやりたいと思います。ここにはインパクトの強いものを載せましたが、地味な掲示物でも人柄や感情や人生がにじみ出ているものもありますので、皆さんも街や旅先で観察してみてください。

09年11月から、また更新を再開します。これからも『掲示物ファン』をどうかよろしくお願いします。(2009年10月 しかすけ)
しかすけサイトもリニューアルしました。他のブログへもリンクしています。
タグ:まとめ記事
posted by しかすけ at 19:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | まとめ記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

このサイトについて

このブログは
主に屋外に貼り出された「貼り紙」「看板」「注意書き」「標識」「ポップ」「幕」などの掲示物の写真をひたすら掲載していくブログです。

管理人について
http://shikasukeito.blogspot.jp/
こちらにプロフィールがありますので、ご覧ください。
お問い合わせもこちらへお願いします。

何故やっているのかと言えば
掲示というのは、自分の体を直接使わない表現方法としては原始的で、それゆえ誰にでもでき、さまざまな人の思惑・感情・工夫・人生などが現れるものだと思います。それを観察していくのは楽しいと、私は考えています。ただ、自分の中では「わーっ」という楽しさではなく、「ほうほう、これはこれは」みたいな楽しさです。

掲載基準は
掲示物であることだけです。そのものの面白さやおかしさ(笑い)は特に求めていません。たくさん集めて観賞することで見えてくることもあるのではないか、という意図で制作しています。基本的には、変な掲示物を笑うためのブログではありません。

写真は
まったくの素人です。コンパクトデジタルカメラで撮影しています。また、歩きながら短時間で撮っています。人が写りこむ場合は斜めなどから遠慮して撮っています。多くは撮影した写真の掲示物部分を切り取って掲載していますので、サイズがバラバラです。掲示物はその風景全体でも楽しめるのですが、全体が見えて掲示の内容も読める画像サイズにすると、容量の都合上あまりよくないのでこのような掲載方式になっています。ご了承ください。

タグは
掲示物の持つ属性に合ったタグをつけていますが、厳格な基準ではありません(つけ忘れているものもあります)。もしガムテープだけや閉店だけに興味がある場合は、それぞれタグクラウドから選んでみてください。

注意事項・ご連絡など
内容(写真)の無断転載・改変はご遠慮ください。コメントは投稿後に私が承認したもののみ表示されますので、表示まで1-数日かかる場合もあります。コメント欄での商業的宣伝や、記事と無関係な書き込みはおやめください(こちらで不適切と思ったものは削除します)。

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